ぼくらの仮説が世界をつくる (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所 (2021年4月2日発売)
3.91
  • (9)
  • (13)
  • (9)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 178
感想 : 14
5

仮説を立てるいうことにとどまらず気付きの多い本だった。ビジネスの場で実践している仮説検証とは違う、仮説から未来を切り拓くという文脈で書かれている。

以下、印象的なフレーズ
・目に見える数字のデータであっても、集め方次第で数字は変わってきます。数字をつくり出したのも人間なので、なにかしらの意図があることも少なくない。
・今のことを続けるほうが、むしろリスクです。動かないリスクのほうが、ぼくにはもう大きく感じられて怖い。
・すぐに結果が出るのは、新しいことに挑戦せず、参入障壁が低いことをやっている証拠。
・負のエネルギーは力を持つのですが、長期的に見るとそれでできることなんて、案外小さいのです。「世の中を良くしたい」「人を楽しませたい」といった正のエネルギーのほうが、大きなことを実現できる。正のエネルギーは、共感されやすく、まわりを巻き込んでいき、より大きくなることが可能だからです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年6月8日
読了日 : 2022年6月8日
本棚登録日 : 2022年1月25日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする