世界で生きる力――自分を本当にグローバル化する4つのステップ

  • 英治出版 (2010年11月23日発売)
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本棚登録 : 321
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和訳されたタイトルの世界で生きる力には違和感があったが、総じて良い本だった。グローバル化とは何か、自分自身をグローバル化するにはどうすべきかを考えさせられた。

以下、備忘として覚えておきたい言葉。
・目を開き、思考を開き、心を開き、両手を開く意志さえあれば、私たちは一人残らずグローバル・シティズンになることができる。
・視点を内面に向け、自分のものの味方が自分の文化によっていかに理解不能な方法で形作られてきたかということを、より意識することだ。
・成功するためには「世界各地から知識を発掘し、評価し、結集し、活用できる新たな競争力を構築しなければならない」
・政治家たちのけちで辛らつな口論ではなく、境界線を越えて前進する意思と能力を兼ね備えたアラブ人とユダヤ人、双方の勇気と情熱が必要なのだ。
・いちばんいい学習方法は、パートナーを見つけて行動を起こすことだ。世界中の人類と連携する方法を学ぶことが、グローバル・インテリジェンスの最終試験となる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年6月23日
読了日 : 2023年6月23日
本棚登録日 : 2021年5月5日

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