岩佐又兵衛の描いた絵巻の乳母に焦点を当てて,その注文主の松平忠直がまた絵師自身が乳母に母親と同等かそれ以上の絆や愛を感じていたこと,ひいては乳母が持っていた力が大きかったことなどを沢山の文献から提示していて,興味深かった.残念なのは沢山の絵巻の写真があってわかりやすかったのだが,小さすぎてあまりよくわからなかった.
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2020年8月2日
- 読了日 : 2020年8月2日
- 本棚登録日 : 2020年8月2日
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