時間旅行は可能か?: 相対性理論の入り口 (ちくまプリマー新書 119)

著者 :
  • 筑摩書房 (2009年10月1日発売)
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感想 : 18
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未来の技術

私たちの周りを見渡してみると
数年前までは想像もしなかったものが
当然のように存在し、生活に浸透している
特に科学技術によるものは数多く見られる

さらにさかのぼって20年、30年、、、の視点から
未来を見つめた様子を見ると
その頃に予想していたものがそのまま出来上がってきていたり
違った形で出来上がっていたり
予言以上に進歩していたり、逆に遅れていたりと
さまざまなのが面白い

ロボットは予想に近づきつつあり
IT技術は予想を超えてはいるが
リニアモーターカーはまだ営業運転にはたどりついていない

科学技術には偶然の産物もかなり多いと聞く
そう考えると未来は想像を超えることになるであろう

そんな中、本書は科学者の観点から
数百年はタイムマシンは出来ないと冒頭で述べ
タイムマシンにとどまらず、宇宙や時間について
さまざまな説明をしている

数百年後までの偶然は想像を絶するので
タイムマシンが出来るかどうかは誰にも分からない

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 物理学
感想投稿日 : 2011年7月5日
読了日 : 2011年7月4日
本棚登録日 : 2011年7月5日

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