明の前では恰好良く決めていたのに、佐伯さんの前では
明の周りに男が現れたら「即駆逐」と言いおいているのが面白い。
ロイに物怖じせず絡んでいく明がらしいし、
3人で雪遊びをしている姿は微笑ましい。
「女の子は好きな人がそばにいなくて
強がることはできても強くはなれないもの」
と栞さんが言うところが切ない。
「自分が本当に望む未来を諦めるために
がんばるのなんていやです」。
明の強さと涙を見て、少しずつロイが変わっていく。
レイが行方不明というニュースを見て混乱し
探さなきゃと言う明に
「おれがおまえを本国につれてってやる。
だから一緒にレイを探そう」
と抱きしめるロイの姿が綺麗。
2人が攫われ、助けられるものの
ロイが自分で企んだことだと判明する。
自分の為に周囲が犠牲になることが辛くて
だったらいっそのこと終わらせたかった。
残された時間を兄と過ごしたかったという告白は寂しい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2021年5月8日
- 読了日 : 2021年5月8日
- 本棚登録日 : 2021年5月7日
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