何ヶ月か前に買っていた漫画をやっと読んだ。圧倒された。韓国ってすごい。今の韓国でのデモがなんであんなに盛り上がるのかを、やっと理解できた。
特に印象に残っている箇所が二つ。
「だけどな…オレは、そういう批判は、行動してる奴から聞きたい。誰かを助けようと海に飛び込んだ人を、岸辺で評論するような話は聞きたくない。オレは…海に飛び込んだお前の話が聞きたかった…」
「水は100℃になれば沸騰する。あとどのくらい火にかければ沸騰するのか、温度計で測れば分かることだ。しかし世の中の温度は計ることが出来ない。今が何度なのか、あとどれだけ火をくべる必要があるのか。そのうちに”もともと沸騰しないものなのかもしれない”と考え始める。だけどな…世の中も100℃になれば必ず沸騰する。そのことは歴史が証明している。」「それでもいつ沸騰するのか分からない不安は残るでしょう?先生はどうやって何十年も辛抱できたのですか?」「オレだって分からなくなる時があるよ。だけどそのたびにこう思うのさ。今が99℃だ。そう信じなきゃ。99℃であきらめてしまったら、もったいないじゃないか。」
日本はいま何度なんだろう…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
反戦・平和・貧困
- 感想投稿日 : 2017年1月7日
- 読了日 : 2016年12月24日
- 本棚登録日 : 2016年12月24日
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