旅行先から戻った葉子が行方不明になった。
旅先でお土産を選んでいた葉子が家出をするとは思えない。彼女はどこに行ったのか。
2つの事件が微妙に絡まりながら話が進みます。
視点が少しずつ変わること、登場人物が多いことに、混乱しましたが、先が気になりながら、面白く読みました。
最終的には、誰も裁かれることなく終わった事件となりましたが、被害者遺族の心情を思うと複雑です。
特に、千里は許し難い存在になるのではないでしょうか。
引越し時の千里の涙には、同情する気にはなれませんでした。
誰が悪いと決めてはいけないと思いますが、やっぱり私は千里が罪深いと思ってしまいます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年12月18日
- 読了日 : 2016年12月18日
- 本棚登録日 : 2016年11月30日
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