クラシック・ゴシップ! ~いい男。ダメな男。歴史を作った作曲家の素顔~

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  • ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス (2011年8月22日発売)
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感想 : 3
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往年の大作曲家たちのエピソード集。

オビにまず、「いい男。ダメな男。歴史を作った作曲家の素顔」とあって、どことなく違和感を覚えたんだけど、読み始めてすぐに合点が行った。

著者は(どうやら)女性で、「女の立場」「女の目」から見た、大作曲家である前に男であったお歴々の魅力や欠点の数々・・・まあ要するにゴシップ!なんである。

誰それは容姿がどうで生まれ(素性)がどう、女癖はどうで甲斐性はどう、恋人にするならどうでダンナとしてならどう、というあたりをぐいっと掘り込んでいて、その分確かに各先生がたの人となりはよく立ち上がってくる。

なるほどこういう見方もあるのかと身につまされ・・・いや膝を打ちたくなる、かなり痛快な本であった。

しかし、やれ浮気したの駆け落ちしたのと、作曲家センセイがた皆さんのお盛んなこと(笑)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 音楽
感想投稿日 : 2019年6月20日
読了日 : 2014年8月26日
本棚登録日 : 2014年8月26日

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