少女趣味で気が利いて家庭的な同級生と、彼にずっと片思いしている攻主人公のお話。社会人もの。
女の子みたいな男子がジェンダーのことで悩んだり彼氏が見つかったりする漫画が最近多いですが、
この本は少女趣味でカワイイ受さんなのに甘えたい願望などがなく、
なかなかゲイになれないという、めずらし目の展開でした。
最初のほうを読んで、攻主人公の恋心の描写が胸キュンで続きが気になりました。
後半は何でも相談できる女の子に出会ったり、何も進展がなく時間が経つというエピソードがあり、盛り上がりに欠ける感じです。
でも演劇がかったトークの女の子と夜にバッタリ出会って友達になるシーンなど物語的で、
リアルを求めなければ童話みたいで良かったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一迅社
- 感想投稿日 : 2014年9月14日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年8月15日
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