騒音の歴史

  • 東京書籍 (2015年4月25日発売)
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【新着図書ピックアップ!】ノイズキャンセリングヘッドホンの存在を最近知った。これを付けると無音状態になるらしい。周囲の音と打ち消し合う音波を発生させる仕組みらしい。音には音で対抗する、という発想に感心したが、ニーズがあるということはそれだけ音に悩まされている人も多いということである。現代社会と切り離すことのできない騒音問題。それではそもそも「騒音」とは何か。どう定義づけすることができるのか。「望ましくない音」「場違いな音」…。「騒音を定義することこそ、騒音への対処法を見つける鍵なのだ」と筆者は記す。
また、騒音は現代社会に限った問題ではなかった。恐竜が生きる古代から存在し、また騒音の歴史は人類の歩みとともにある。
まず、敵を知る。騒音の歴史と知見をまとめた世界初の一冊。

People and noise has been battling for a long time and it is still a problem in the modern society.
What do we call "noise" and how can we deal with it?
In this book, Mike Goldsmith investigates not only noises as a dissonance, but also noise in nature and noise used positively. Please enjoy the different perspective of the noises.

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 新着図書つぶやき2015
感想投稿日 : 2015年6月12日
本棚登録日 : 2015年6月12日

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