電車でたまたま出会った2人が、オーストリアの町をぶらぶらとあてもなくデートしながら徐々に自分のことを話し出し、街中で妙な人たちに絡まれたり、パフォーマーにからんだりしながら、2人の距離を縮めつつ、2人はたまたま海外から来ただけの旅人だからそれぞれの故郷にかえるために時間がなくなっていく。近づく距離と、意識しなきゃいけない本当の距離とを時間が引き離していこうとするお話。
映画はいつも字幕で観る方だけど、吹き替えで見た。
続きがあるらしいことを知っててみたので、なんともいえないけれど、自分のことを正直に話して、まともに受け止めてくれるのって、初対面であんまり知らない上に惹かれあっているからこそできることなのだと思った。あんまり切なさとかキュンキュンしたりするようなことはなかったなぁ。
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- 感想投稿日 : 2015年5月1日
- 読了日 : 2015年4月4日
- 本棚登録日 : 2015年4月4日
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