老いへの「ケジメ」 (WIDE SHINSHO219 (新講社ワイド新書))

著者 :
  • 新講社 (2015年6月26日発売)
3.69
  • (1)
  • (7)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 85
感想 : 6
3

老いというより折り返し50歳?40歳?
から、物にも、心にも、ゆとりというか、捨てるべきは捨て、身軽に行こうといった本。読みやすい。


目次

プロローグ 人生に小さな「ケジメ」をつけてゆく
人生には出発点もあれば終点もある
人生に小さな「ケジメ」をつけてゆく

第1章 なぜ、「身辺整理」が必要か
「身辺整理」が「安心」を生む
もっとモノを捨てなさい
なぜ、残す財産は「ほどほど」がいいか
年齢とともに、おカネは上手に使う工夫を
日記、引き出しなどをどう整理するか
寄贈先.引き取り先はメモしておく
形見分けは、生きているうちにする
ささいな「愛用品」は大切にしたい
あげたり、いただいたりする生活をする
気になる人にはさりげなく挨拶をしておく
年一回はいい顔をした写真を撮る
葬儀についての意見はハッキリ書いておく
戒名はいるのか、いらないのか
私の信条はフットワークが軽いこと

第2章人生は長い滑り台と思うと楽になる
折り返し点を過ぎたらやりたいとだけをやる
こころの休みを考える
何のために仕事をするかを考えてみる
「年相応」ということについて考える
「生涯現役」とはどういうことか
こころの整理のひとつとして、夢を持つ
自分らしい生き方をしたい
人生は長い滑り台と思うと楽になる


第3章「そのとき」を受け入れるために
死を覚悟して生きるということ
「なぜ、死はこわいのか」と自問してみる
未練とどう折り合いをつけるか
死を、こころの片隅にそっとおく
死も学ばなければならない
「ケジメ」の時期は自分で決める
大きくなっていた欲を小さくする
人生の小さな節目をたくさんつくる
今日一日を精一杯楽しく生きる
後半生は心身ともに身軽でいたい
第4章 晩年の生き方
人生の店じまいをするのも夫婦いっしょがいい
夫婦は、一度は互いの「介護」の話をすべし
妻に先立たれた男はなぜかボケるのが早い
そのとき、そばにいてくれるのは誰か
年を取ったらどこで暮らせばいいのか
人生後半を生きる楽しい「ケジメ」
一人ではないという気持ちを育てる
かわいげのある人のかわいげのある人生

エピローグ あの世にいくときもユーモアを
あの世はいいところに違いない
あの世にいくときも、ユーモアを忘れないで

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年2月27日
読了日 : 2016年2月27日
本棚登録日 : 2016年2月7日

みんなの感想をみる

ツイートする