いつも一言多いあのアナウンサーのちょっとめったに聞けない話

著者 :
  • 小学館 (2013年8月30日発売)
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本棚登録 : 75
感想 : 17
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長谷川アナの風評被害的なスキャンダルについて、実は殆ど知らなかったし、実は殆ど興味なかったのです。ただ、氏が出演中の東京MXテレビ「バラいろダンディ」の、特に水曜日が好きで見ているうちに興味を持ち、この本を手に取った次第です。

頭いいですね。色々なアイデアを駆使して「犯人」をあぶり出すその行動力にも感服します。これが自分自身の身の上に起こったとして、ここまで動けるだろうか――否。

とは言え長谷川氏、フジテレビには感謝しているみたいですし、大好きみたいです。「罪を憎んで人を憎まず」的な?
でも「あんな組織」では今の状況も致し方なしと思いきや、でもありがちと言えばそう言えなくもなさそうな想像が出来るところが悲しい。

ある意味、組織犯罪を暴く推理小説を読んでいるような感じですが、文体が軽い調子で読みやすいです。この辺にもキャラクターが感じられます。よってとても面白かったのですが、星は4つです☆

政治云々の話で言えば「記者クラブメディア」は信用出来ない部分ですし、特にアナウンサー仲間については綺麗過ぎる! 
『わたしの神様』( http://booklog.jp/item/1/4344027612 )的な感じじゃなくては面白くないよー(^_-)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 雑学
感想投稿日 : 2015年6月8日
読了日 : 2015年6月5日
本棚登録日 : 2015年6月3日

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