林業少年

著者 :
  • 新日本出版社 (2013年2月1日発売)
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感想 : 18

山持ちとして代々続く大沢家の長男である5年生の喜樹。祖父、庄蔵はその山で林業を営んでいる。偶然、山の「百年杉」をめぐる取引を目の当たりにした喜樹は、「勝負師」としての祖父の厳しい姿をはじめて知る。跡取りとして百年杉の伐採に立ち会うように言われた喜樹。それに高校生の姉、楓も同行したいと言い出す。林業を嫌う母への手前、英文科を目指していた楓だったが、人知れず山への思いを抱え、進路を悩んでいたのだった…。危険と隣り合わせのうえ、採算も取れない日本の林業の現状もふまえながら、それに従事する人やその家族の姿をさわやかに描いた一冊。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 中学生から
感想投稿日 : 2016年7月16日
本棚登録日 : 2016年6月8日

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