①個別教育上の諸問題点の指摘にととまらず、その背後にある’日本的な病理と’民主主義の不在について、社会論的に本質を浮き彫りにすること②多数意見の尊重と他者への寛容性に満ちた’堀の深い民主主義の必要性を明らかにしその獲得のための指針を教育領域から打ち出すこと③今それのために何をなすべきか?を尾木氏はこの対談で明らかにしようとしたといっている。日本の教育が、適切とは言えない現状をかんがえながら、するどい視点に、教育が抱える問題とその解決へのヒントに納得しながらも、考え込んでしまった一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2010年8月15日
- 読了日 : 2010年10月13日
- 本棚登録日 : 2010年8月15日
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