Googleのエンジニアが、他人とうまくやるコツを紹介している本。 他人というのは、チームだけでなく、マネージャや他部門の組織、エンドユーザまでを含んでおりそれぞれ示唆に富んで非常に参考になる。 本の最初には、ミッションステートメントがきちんと書かれており、この本が技術書ではなく、ソフトウェア開発を効率的・効果的にするために、他人の理解やコミュニケーション・コラボレーションが重要であることが宣言されている。 自分自身が30代半ばにあり、一人だけでできることに限界があることを理解していろんな人と物事を成す必要性を理解し始めているときにこの本は一つのよい道しるべになると感じた。 物事をうまく進める三本柱としてHRT(謙虚、尊敬、信頼)が掲げられているが、この必要性はわかってながら、そうそう体現できるものではない。 だけど、これを早い段階で若い人たちに理解してもらうための行動が必要であると感じた。 まずは、やってみるところから。そして検証してフィードバックの繰り返し。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月7日
- 読了日 : 2013年9月28日
- 本棚登録日 : 2018年10月7日
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