ひきこもり当事者はなぜかくも社会に絶望しているのか。なんとなく分かっていたようで、分かっていないことってのが実に多い世の中ですが、ひきこもりを巡る理解というのはまさにこの集合体で、それは世間からすれば少数派であり、一方の多数派は基準を改めて設けられることがない、疑問を持つ必要にかられないからこそ、深い断絶があるんだなあと思いました。博士論文を書き下ろしたものだそうで、我々が何となく、こういうことでしょう?と思っていることを他の論文をもとに分析するっつー、何となくをちゃんと知りたい人にぜひ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会系
- 感想投稿日 : 2017年4月27日
- 読了日 : 2017年4月27日
- 本棚登録日 : 2017年4月27日
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