「ひきこもり」経験の社会学

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  • 左右社 (2016年9月30日発売)
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感想 : 2
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ひきこもり当事者はなぜかくも社会に絶望しているのか。なんとなく分かっていたようで、分かっていないことってのが実に多い世の中ですが、ひきこもりを巡る理解というのはまさにこの集合体で、それは世間からすれば少数派であり、一方の多数派は基準を改めて設けられることがない、疑問を持つ必要にかられないからこそ、深い断絶があるんだなあと思いました。博士論文を書き下ろしたものだそうで、我々が何となく、こういうことでしょう?と思っていることを他の論文をもとに分析するっつー、何となくをちゃんと知りたい人にぜひ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会系
感想投稿日 : 2017年4月27日
読了日 : 2017年4月27日
本棚登録日 : 2017年4月27日

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