ゆすり合いの応酬が続いて平板に感じないでもないですが、このシリーズ特有の閉塞した空気の中で加東大介が面の皮が厚い悪役ぶりをストイックに演じるもんですから、なんとも息詰まるような感覚にさせます。インサイダー取引が殺しにまで転じるのは現実的な話で、フィクションの名を借りつつ告発の一面もあるのかもしれない…最後のシーンのように、市井は平和なものですが。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2014年4月2日
- 読了日 : 2014年4月2日
- 本棚登録日 : 2014年4月2日
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