ジョージ・ハリスンがどういった経緯でこの作品のプロデュースに携わったのか分かりませんが、劇中の重要な要素となっているユーモアセンスが気に入ったのかもしれません。で、中身の方はたしかに「さらば青春の光」的なもの…ですが、あちらは主人公が大きな集団を敵に回すような閉塞感があったのに対し、こちらは非常にクローズドな環境で、しかも裏切りのない穏やかな友情を感じさせます。それでも「ほろ苦い」では済まされない苦境が目の当たりとなる、夢からさめた60年代の終焉。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2014年5月27日
- 読了日 : 2014年5月27日
- 本棚登録日 : 2014年5月27日
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