意図的に多人種を配置し、犯人グループは典型的なイギリス風中産階級の姿をまとっているということで、舞台であるニューヨークをよほど意識しての入り組んだバックグラウンドを感じさせます。度々黒人が社会的に上位にいるシーンが出る中、犯人らが軽蔑する対比…ただ犯罪そのものの背景ははっきりとせず、その不透明さがまた都市的と言えるのかもしれないです。ある意味動機の明確な運転士は、むしろ殺しに消極的…。フレンチ・コネクションのような撮り方で、あの頃のアメリカ映画らしい雰囲気出てます。ガチャガチャしたジャズ音楽とかファッションとか…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2013年6月19日
- 読了日 : 2013年6月19日
- 本棚登録日 : 2013年6月19日
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