参考にしようとしていた貸し本屋に関する記述は少なかったが、江戸時代の本に関する知識は充分に得られたと思う。
著者の「和本」にかける情熱が感じられた一冊であった。
最後にはちゃんとデータなど示しており、いかに著者が「和本」に対して精通しているか感じられた一冊であった。
中には難しい記述もあったが、現代の本の世界にも通じる用語などが書かれていて参考になった。
いかに江戸時代の人たちが本好きであったかわかる一冊である。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史関係
- 感想投稿日 : 2012年9月30日
- 読了日 : 2012年9月30日
- 本棚登録日 : 2012年9月29日
みんなの感想をみる