時間は大切。無駄に出来ない。いろいろ聞いてきましたが、これほど心の芯に響いた言葉はありませんでした。
「時間は命の欠片なのだ」
「命を削り取られる」生き方をやめ、「命を削りとる」生き方を選ぶ。
「命を削り取られる」ような受動的な生き方をしているときは、目標を見失っているときではないかと思う。
怒りをぶつけたり、愚痴を吐き出したり、楽な道を選んだり。それらは今まで自分が何度もやってきたこと。
でも怒っても何も解決しないし、愚痴っても何も得られないし、楽な道を選んでも何も成長しない。
それを理解している人は多いと思う。しかしそれでも、理解しているのにやってしまうということは、自分にとっての大切なものが隠れてしまっているのだと思う。
その隠れてしまったものを再び意識の光の下に運び出し、「命を削り取る」能動的な生き方のために、自分にとって何が一番大切なのか、自分にとっての幸せとは何か日々確認する必要があるのではないでしょうか。
自分の大切なもの、幸せに繋げる為の選択をする。日々はそんな小さな選択の連続。「主体性と責任をもって選択し、自ら選択したものが正解になるように行動する」ことが時間に支配されない人生を進む術。
自身が病気になり「当たり前だと思っている日常は、実は当たり前ではない」と気づいた著者の言葉はとても重く感じられます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス・自己啓発
- 感想投稿日 : 2013年4月29日
- 読了日 : 2013年4月29日
- 本棚登録日 : 2013年4月14日
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