上機嫌のすすめ (平凡社新書 527)

著者 :
  • 平凡社 (2010年5月15日発売)
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読書録「上機嫌のすすめ」3

著者 武田双雲
出版 平凡社

p133より引用
“ やりたいことが見つからないのではなく、
いまやっている仕事を好きになればいいので
す。”

目次から抜粋引用
“上機嫌力をアップさせよう
 路上で感じた多くのこと
 書から学んだ上機嫌の心
 上機嫌はスキルだ
 人生は変えられる”

 書道家である著者による、日々を楽しく過
ごすための気持ちの動かし方について記した
一冊。
 著者が書をしたためる目的から人生をより
良くするための行動まで、実体験を元に書か
れています。

 上記の引用は、目の前の事を好きになるこ
とについて書かれた項での一文。
言うは易く行うは難しという言葉が、ピタリ
と当てはまる言葉ではないでしょうか。
こういう考え方を逆手に取って、人を言いよ
うに働かせようとする人たちがいるから、ブ
ラック企業やバイトが存在するのかも知れま
せん。しかし、ある程度何かをやり続けない
と、そのことの面白さを知れないこともある
のでしょう。面白くなる前にやめるのはもっ
たいない、というような話が、志村けん氏の
「変なおじさん」に書かれていたと記憶して
います。
 書かれてあるとおりに出来るかは分かりま
せんが、日々を少しでも楽しいものにしたい
人の参考にはなる一冊ではないでしょうか。

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: た行
感想投稿日 : 2018年2月1日
読了日 : 2018年2月1日
本棚登録日 : 2018年2月1日

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