よろず占い処 陰陽屋の恋のろい (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社 (2012年3月6日発売)
3.57
  • (43)
  • (78)
  • (116)
  • (13)
  • (3)
本棚登録 : 917
感想 : 69
3

読書録「よろず占い処陰陽屋の恋のろい」3

著者 天野頌子
出版 ポプラ文庫

p141より引用
“ 大丈夫。会える運命だったら、無理に探
さないでも必ず会えますよ」”

目次より抜粋引用
“ガールズ・ウォーズ 夏の陣
 晴れ乞いは喉ごしさわやか
 呪いマンションの化けギツネ
 片思い男子占い店”

 イケメンニセ陰陽師と妖狐の少年を主人公
とした、短編連作ミステリ小説。
 夏休みまであとわずかの放課後、ぐっすり
と寝ていた主人公・瞬太を担任の教師が揺り
起こし、職員室へと呼び出した…。

 上記の引用は、主人公・祥明の祖父の台詞。
瞬太の本当の親についての一言。
本当に重要なことは、なるようにしかならな
いものなのかもしれませんね。
 文化祭の話題を軸とした巻。周りは盛り上
がっていたけど、自分は全然盛り上がれな
かったことを思い出して、ちょっと切なくな
りました。
 実写映像作品にもなっているようなので、
読むのが苦手な方はそちらから見るのもいい
のではないでしょうか。

ーーーーー

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: あ行
感想投稿日 : 2019年6月15日
読了日 : 2019年6月15日
本棚登録日 : 2019年6月15日

みんなの感想をみる

ツイートする