デトロイト・メタル・シティ (6) (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社 (2008年8月8日発売)
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感想 : 16
4

読書録「デトロイト・メタル・シティ6」4

著者 若杉公徳
出版 白泉社

p100より引用
“彼にクラウザーの全てを教え込めば
社長も納得の上で僕はDMCを辞めれる”

目次より抜粋引用
“BATHROOM
 MAIl
 TOP
 POLICE
 MEMORY”

 自分の望む音楽と現実に周囲から求められ
て認められる音楽との差異に悩むバンドマン
を主人公とした、青春メタルバンド物語。
 クラウザーI世を名乗る者の襲撃を受け、破
壊された主人公・崇一が所属する音楽事務所・
デスレコーズ。身の危険を感じる崇一だが、
事情を知っている様子の社長はろくに理由も
話してくれず、崇一は音楽自体を辞めようか
と思案する…。

 上記の引用は、DMCへの加入を願うギタリス
トを利用して脱退を画策する主人公・崇一の
胸の内。
ここまで読んだ人なら多くの人が思うのでは
ないでしょうか、この期に及んでと。そして
思った通りのことを社長に言われ、ボコボコ
にされます。もうテンプレになりつつある気
がします。
 DMC各メンバーのエピソード、デスレコーズ
社長の過去とクラウザーI世、そして主人公・
崇一と社長の因縁の相手との路上対決。今巻
も濃厚な内容です。

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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: わ行
感想投稿日 : 2021年10月17日
読了日 : 2021年10月17日
本棚登録日 : 2021年10月17日

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