危ういハイテク機とLCCの真実

著者 :
  • 扶桑社 (2013年4月25日発売)
3.00
  • (0)
  • (3)
  • (4)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 29
感想 : 3
2

元日本航空パイロットで、DC-8、ジャンボ、ボンバルディアを操縦。
安全のためのスタビライズアプローチを提案した(そうな)。
安全は航空に学べという世の中の流れを否定。航空機も二人乗りになって危険であると。
二人乗りの場合、異常時に適切な判断がしにくい、やるべき動作が遅れる(管制との交信、チェックリストの確認、機体の操作、CAに状況確認、機内へのアナウンス)等の問題が記述されている。
しかし、ボンバルディアの離陸時のスイッチ位置(オートが上方向)や自動操縦の状態をセットする窓の考え等、ヒューマンエラー防止に役になると思われる部分はある。
CRM:Crew Resource Managemenとかの専門用語が出て、説明どこ?って部分がたまにある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 航空機(小説、解説)
感想投稿日 : 2019年6月26日
読了日 : 2019年6月26日
本棚登録日 : 2019年6月24日

みんなの感想をみる

ツイートする