アメリカ保守革命 (中公新書ラクレ 126)

著者 :
  • 中央公論新社 (2004年4月10日発売)
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感想 : 6
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私たちはさまざまな概念をその明確な定義なしに使ってしまってはいないだろうか。「アメリカの保守層は……」云々「ネオ・コンの影響力が……」等など。それぞれが完璧に定義することは難しいのだとしても、せめてどういう意味合いを含む概念であるのか――それは知っていたいと思う。
実際にアメリカで学んだジャーナリストの本とあって、読みごたえがあり、主に第二次大戦後のアメリカにおける保守思想の歴史をたどるに良い本だろう(ただ「革命」の語には、やや仰々しさを感じるが)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アメリカ
感想投稿日 : 2011年6月18日
読了日 : 2011年6月17日
本棚登録日 : 2011年6月18日

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