猫のお告げは樹の下で (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社 (2020年6月4日発売)
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本棚登録 : 9156
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神社にふらりと現れて、お告げの葉っぱを落としていく猫。そこだけ見るとファンタジーのようだけれど、連作短編のそれぞれの主人公は、しっかりとその人生を生きていて、その人自身の力や周囲の人のやさしさで困難を乗り越えていく。個人的には二枚目の「チケット」が好きな話で、四枚目の「タネマキ」にグッときた。
朝ドラ「ひよっこ」のオープニングも手掛けた田中達也さんによるカバー表紙も素敵。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2021年5月9日
読了日 : 2021年5月9日
本棚登録日 : 2021年5月9日

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