「恥」に打ち勝ち自分らしく生きるにはヴァルネラビリティが大切だと言うことを説いている本。
ヴァルネラビリティ=「不確実な状況の中で、傷つくリスクを負って、本当の自分を人にさらけ出すこと」
日本語訳とはニュアンスが異なるのでこの概念を理解するのに少し時間がかかる。
「恥」は「ナルシズム」や「完璧主義」など様々な特性に根ざしている。
私達は「恥」によって自分を傷つくことから守ろうと、自分に嘘をついたり攻撃的になったり自分の殻に閉じこもったりする。だけどそれに打ち勝つにはヴァルネラビリティの生き方を実践していくことで本当の人生の充足感を得られるというのだ。
〜以下感想〜
ヴァルネラビリティの意味が単純な日本語訳の意味とは異なるのでまずこれを理解するのが少し難しい
読んでみたら思いの外スケールの大きい話で全ては理解できなかった。
個人が感じる「恥」に対するアプローチだけでなく、社会構造、企業の在り方、子育てなどかなり高い視点から大枠で捉えた内容もかなりもりこまれている。
だから自分は1〜3章を中心に個人の「恥」に対してアプローチするという文脈で読んだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年12月20日
- 読了日 : 2020年12月20日
- 本棚登録日 : 2020年12月20日
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