フルベッキ、南朝、大室寅之祐、フリーメイソンといった、幕末ファンなら思わず半笑いになってしまうキーワードオンパレードの陰謀論小説。特に、あの役立たずで無責任なボンボンバカ殿の松平春嶽が「南朝復活に肚を括っていた」とか「フルベッキ写真がアメリカのペンタゴンに保管されている」とか、あまり荒唐無稽で噴飯物(笑)。ただ、フィクション小説としては面白いので気軽に読む分にはいいと思う(筆者も後年、フィクションであることは認めている)。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
幕末維新
- 感想投稿日 : 2022年8月31日
- 読了日 : 2022年8月31日
- 本棚登録日 : 2022年8月17日
みんなの感想をみる