かぜの科学:もっとも身近な病の生態 (ハヤカワ文庫 NF 421)

  • 早川書房 (2014年12月19日発売)
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本棚登録 : 336
感想 : 33
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普通の所謂コモンコールドの話。書店で高速背表紙チェックしながらアイル通過中に、足を止められた。普段気にしないタイプのタイトルだが、やっぱり目にはいってしまうということはかなり精神的にキてるんだろう。今流行のC19は確かにコモンな風邪とは違うものですが、ゆうても”バイキン”ですから、予防や防衛になんかのヒントがありそうというか、セーフ生活の突破口となりそう。
で、読み始めて、これがもうめちゃめちゃおもろい。イグノーベル賞を受賞した研究などが紹介されているが、そのメソッドが大爆笑。ほかにもグランマのチキンスープ(あはは、風邪を引いたら卵酒的なね)のレシピも載ってるし、色々とまあ、アメリカンな部分をさっぴいて考えんとあきませんが、
個人ができる/行うべき対策は全て似たようなものなので学ぶものは多いと思う。
2010年の本なので情報は古い、ところどころ要注意。
とりあえず適切に手を洗おう

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 理系
感想投稿日 : 2020年3月21日
読了日 : 2020年3月21日
本棚登録日 : 2020年3月19日

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