死霊列車 (角川ホラー文庫 き 5-2)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング (2008年12月25日発売)
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感想 : 13
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東京と出雲市で発生したダーズ(致死的急性狂犬病症候群)。
「HRV」ウィルスが感染爆発し日本を襲った。
死者はすでに1800万人と推測されて、日本政府は主要機関を北海道に移した。
感染した者は、痛みや感情が無くなり正常者を襲う。
ゾンビと言われて人を襲い噛むことによって鼠算式に患者を増殖させる。
発症後の死亡率は100%に近い。
空路は絶たれ電気の供給もストップして荒野となり地獄と化した日本。
唯一の望みは、北緯40度より北にある地域や感染されてない北海道だった。

島根県の雲南市の15歳の少年・翔太は、家族を失った鉄道少年だった。
感染者(ゾンビ)にいつ襲われるか怯えてた少年は、木次駅に向かう。
車庫に眠ってるトロッコ列車「おろち号」に生きる希望を託したのだった。
「おろち号」を見つけ少年は、まだ生きてる人々を助ける。
生きる希望を持って列車は、ダーズに感染した日本を北へ北へと走り出す・・・。

と、言う事でパニックタイムリミットホラーです。
この作品も面白かったですね

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本格ホラー
感想投稿日 : 2009年6月29日
読了日 : 2009年6月29日
本棚登録日 : 2009年6月29日

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