リナ&デッカーのシリーズ7作目。
2005年に翻訳発行されていたんですね。
しばらく読んでいなかったシリーズ、「木星の骨」が面白かったので、さかのぼって読み始めました。
ロサンゼルス市警の刑事ピーター・デッカーはリナと再婚し、農場を改築した家に住んでいます。
二人の間にはかわいい娘も生まれて9ヶ月。
リナの連れ子とも上手くいっている様子。
リナの旧友ハニーが突然、泊めて欲しいといってきます。
村を出たこともなさそうな子供達を引き連れて。
リナ以上に戒律を守って暮らしてきたユダヤ教徒なのですが、どこか様子がおかしい?
一方、ダイヤモンドのディーラー一家が行方不明になった事件をデッカーが担当。
親が発見されたが、子供は見つからず‥?
事件が絡み合い、デッカーは友を心配するリナと共にイスラエルへ向かうことに。
若い頃に3年間、エルサレムに住んでいたことのあるリナ。
土地勘があるので、堂々としています。
そこは、ダイヤモンドが流通する国際市場でもありました。
意外と穏やかな暮らしのすぐ傍に、危険が隣り合わせに。
初めて乗り込んだデッカーと共に、興味深い体験をする心地でした。
ユダヤ教徒ならではの暮らしぶりと、慈しみ合う家族愛が書き込まれているのが魅力のシリーズです☆
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ(未分類)
- 感想投稿日 : 2017年1月11日
- 読了日 : 2016年7月13日
- 本棚登録日 : 2017年1月11日
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