天狐来々 (f-Clan文庫)

著者 :
  • 三笠書房 (2011年10月17日発売)
3.21
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本棚登録 : 44
感想 : 6
4

絶世の傾国魔性だが、中身は無邪気な子供天狐。
それを捕まえた男は、そんな狐にまったくなびかず
おかげで何かある度にお守をするはめに。

かなりさくさくと話が進むので読みやすいですし
最後は平和に終わるかと思ったら二転三転。
男女の仲って分かりませんね、を地で行く感じです。
主人公(?)の男女以外、夫婦者。
所詮男って…とも思える感じです。

笑えたのは、天界の役所。
ものすごいお役所仕事です(笑)
相手の都合じゃなくて自分達の都合で仕事をしているのが
さすがだ! としか言いようがありません。

ラストは『一番続かなかった仕事』状態になってしまった男。
確かにこれ、5日も続いたら飽きます。
むしろ、堕落してる感じがして焦る?w

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Bさんから借りた本
感想投稿日 : 2013年11月15日
読了日 : 2013年11月15日
本棚登録日 : 2014年11月15日

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