ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動となったテレビ局員の守谷京斗。
彼の指導役となったのは吾妻で、早速彼女がやりたいイベント企画があるので手伝ってほしいと持ちかけたのは、祖母の遺品である作者不明の絵だった。
裏には『イサム・イノマタ』の筆記体で書かれたローマ字。
調べても出てこない無名の画家。
画家の正体を探るべく、向かった先は秋田県。
油田を掘り当てた一族に何らかの繋がりがあるのでは…と。
なれのはて…それは苦しく激しく深い業のように思えてくる。
見えない闇とすら感じてくる。
ただその関わりのなかで一筋のひかりとなって現れたのが絵であったということだろうか。
ラストも言葉にならなかった。
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- 感想投稿日 : 2024年2月13日
- 読了日 : 2024年2月13日
- 本棚登録日 : 2024年2月13日
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