子どもの日には、すっかり大人になったというか…中年になった子どもたちが帰省していたのだが、母の日も近くなってくると自分も母なのにその日は、子どもになって実家の母を思ってみる。
この物語は、娘・沙良(独身37歳)と母・駒子(62歳)の二人暮らしの日常を描いたものである。
とにかく自由に生きる娘に対して何かと口を出し、支配したい母。
大きな揉め事や酷い険悪な雰囲気なる一歩手前で、なんとなくおさまっているのは、シニカルな笑いがあるからだろうか。
伯父伯母たちの面倒くさくて、えらそうに説教ばかりなのも年寄りあるあるといっちゃあそうなんだけど親戚付き合いもほどほどにしなきゃしんどいよなぁと…。
自分の母とは、あっさりとしたつきあいで年に一度帰省するかどうか…だし、娘との関係も同じようにあっさりしたものである。
長くいっしょに暮らすといろんな面が見えてくるのかもなぁと思いながらホームドラマを見ているような感覚で楽しんだ。
うん??楽しんだ?他人事だからかな?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月8日
- 読了日 : 2023年5月8日
- 本棚登録日 : 2023年5月8日
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コメント 4件
あゆみりんさんのコメント
2023/05/08
湖永さんのコメント
2023/05/08
あゆみりんさんのコメント
2023/05/08
湖永さんのコメント
2023/05/09