・一つひとつの言葉を、自分にとって、価値がある言葉なのか、どうなのかと、自分の有り方を見極める道具として使いながら、活かせるものだけを取り、それ以外を捨てると、柔軟に取捨選択すると良いと思います。
>ブッダは、正しい「心のより所」として八正道を説きました。などというブッダ(釈尊)の覚りを紹介するような記述もないことはありませんが、ある意味、難解な部分もあるブッダの教えの背景などについて解説するような記述はなく、取り上げられている多くの言葉の中には「それって本当にブッダの言葉なの?」と首をかしげてしまうような、ありふれた人生の指針を羅列しているだけに思える内容の本でした。
そういう意味では「本当にブッダの言葉なのか?どうなのか?」などと真偽には拘らずに、一つひとつの言葉を、自分にとって、価値がある言葉なのか、どうなのかと、自分の有り方を見極める道具として使いながら、活かせるものだけを取り、それ以外を捨てると、柔軟に取捨選択すると良いと思います。
ちょっと言い過ぎたかもしれませんね。きっと、ありふれた人生の指針は、2500年前にブッダが説いた後、多くの方々が、異口同音に語り継いだものなのでしょう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人文科学(心理学・哲学・思想)
- 感想投稿日 : 2020年4月29日
- 読了日 : 2019年4月27日
- 本棚登録日 : 2020年4月29日
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