SDGsのさっくり概要を学べた本。
その上で、自分なりに考えるSDGsと自治体の関わりについて考える。
自治体におけるSDGsの活用としては、ただ単に既存の計画に当てはめるのではなく
SDGsの理念をしっかり把握した上で
今の計画との比較をし、何が得意で何が不足をしているかを明らかにし、
新たな強い方向性を持った事業を作ることだと思う。
だから、自治体としては既存計画ありきではなく、一にSDGsの理念を持ってきて、その枠に既存計画プラスαをどう当て嵌めるかを考えてみると、面白い方向性が見えてくるかも。
そして、これを産官学で共同していく場合
自治体としての役割、強みを考えなければいけない。
それは、税金を補助金として使うことではなく、自治体、公務員としての強みというものを出して行かくこと。
補助金ではない、公的な支援、これを待つことができれば、自治体のあり方も変わるかも。
SDGsの世界的かつ統一の目標って言うのは、産官学をつなぐツールとしてはいいかも。分かりやすい(市民にも)。
自治体向けの本、として、指標やらなんやらの話が多いけど、それが市民に伝わるのかと思ってしまう
計画もそうだけど、重視すべきは、市民が読んでわかることじゃないのかな?
そう言う意味では、いまの自治体の計画とかはわかりにくい。そもそも読もうと思わない(自分が一市民なら)。
指標は客観的数値としては大事。でと、それは裏付な気がする。もっとわかりやすい変化度が必要では
とは言いつつも、新国富指標もふくめ、統一指標というものは、将来的な自治体の、いまは見えていない課題を浮き彫りにするものかもしれない。
- 感想投稿日 : 2020年5月19日
- 読了日 : 2020年5月19日
- 本棚登録日 : 2020年5月19日
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