くっきりした活劇風の話と、杳として掴みどころのない哲学的な話が入り混じり、カラーがまだらな印象の短編集。急に話者が変わったり場所が変わったりするので気が抜けず、前のページへ戻って読み直すこともしばしば。
話の筋がわかっても意味が判りかねる話も多く、全体に消化不良の読書に終わってしまった。はっきりわからなくても何となくわかれば良いと考えているにも関わらず。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説一般(海外)
- 感想投稿日 : 2021年9月27日
- 読了日 : 2021年9月27日
- 本棚登録日 : 2021年9月27日
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