古今東西の幻想生物についての事典。
かなり多くの項目を扱っている上、信頼できる資料を参照してくれているのがありがたい。同系の本の中には、たとえばゴルゴン(メドゥーサ)が石化させられるのが「自分の眼で見た相手」なのか「自分の姿を見た相手」なのか、とかが曖昧なものも多いように思うが、本書ではきちんとソースつきで、どちらなのか断定してくれている。
巻末に挙げられている「幻想世界の住人たち」シリーズも読んでみたいところ。
読書状況:読み終わった
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教養
- 感想投稿日 : 2014年5月27日
- 読了日 : 2014年5月27日
- 本棚登録日 : 2014年5月27日
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