寺山が「天井桟敷」を始めてから死ぬまで、一番近くにいた人間の記録と記憶だけあって
とても生生しく、またかなり著者の主観に傾いている部分もあるのだけれど、生身の寺山修司と
その周辺の人間模様に関して、彼女が20年以上腹に溜めていた色んな思いが伝わってきて
とても面白かったです。
劇団の人々、異常な母親、主治医の胡散臭さなどなど、面白エピソード盛りだくさん。
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2009年3月21日
- 本棚登録日 : 2009年3月21日
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