パーフェクト・ハンターに続く「ヴィクター」シリーズ第2段。相変わらずの疾走感、抜きつ抜かれつのスリル感と、見方が誰なのか全くわからない混沌の謀略感が混ざって、極上の冒険小説に仕上がっている。
スティーブン・ハンター一連の作品が好きなら絶対はまると思う。ハンターの場合戦闘描写がもうちょい濃密な分スピード感を落としてる(っても、十分早いが)感があるけど、こっちシリーズは濃密さをちょっと薄めて(っても、十分濃いが)グイグイ急いでいく感じ。
次回作に続けて行くため終わり方は中途半端、ストーリーも前作を読んでいないとCIAとの関わり等分かりにくい部分があるので、刊行順に読むことをお勧めします。
早く次作を読みたいぞ!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2015年2月24日
- 読了日 : 2015年2月24日
- 本棚登録日 : 2015年2月17日
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