成果を出す会社はどう考えどう動くのか

著者 :
  • 日経BP (2014年6月11日発売)
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感想 : 6

■書名

書名:成果を出す会社はどう考えどう動くのか
著者:柴田 昌治

■概要

リアリティなき経営から脱却するための自己再生のプロセスデザイ
ンとは

社員に頑張りだけを求める「精神論的経営体質」で、リアリティを
失って迷走する日本企業。「生きた組織」への転換には、どんな自
己再生のプロセスが必要なのか。

不確実な時代を生き続けるための「軸」を持って、内在する組織の
力を引き出し、ゆらぎながら生身の経営に挑戦する6社の考え方、
動き方を紹介する。

【本書のキーワード】
●リアリティなき精神論的経営体質の転換
●生きものとしての組織の自己再生する力
●生身の経営で組織を進化させていくプロセスデザイン「5つの軸」
●社員の考える力を引き出し鍛えるリーダーシップと環境
●「意味・目的・価値」を考え抜く精神的姿勢
●経営と社員の信頼関係を基盤にもつダイナミックなチームワーク
●自発的な問題解決とイノベーションのための環境づくり
●事実・実態に基づき試行錯誤する当事者
●たえざる変革とゆらぎのマネジメント
(From amazon)

■気になった点

・どういう時に働き甲斐を感じるかは人によって違いはある。
 しかし、間違いなく、「自らの成長を実感できる仕事環境」がある
 とするならば、それはその人が働き甲斐を感じている時、だと
 いうことだ。

・大切なのは、その時点で状態のいい会社かどうかを判断するのでは
 なく、今より少しでもよくなろうという「内在的な力が働いている
 かどうか」が判断基準であるべきということだ。

・「問題だ」といくら指摘しても、「自分が何とかしよう」という
 姿勢がなければ、単なる評論家に終わってしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス:TOPPOINT
感想投稿日 : 2014年8月1日
読了日 : 2014年8月1日
本棚登録日 : 2014年8月1日

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