■書名
書名:新フォーチュン・クエスト〈9〉待っていたクエストファイナル
著者:深沢 美潮
■概要
レベル18の冒険者でも解けなかったという大クエストに挑戦し、ダ
ンジョンに閉じこめられてしまったわたしたち。どうにか外には出
られたけど、すっかり変になってしまったダンジョンを放っておく
わけにはいかないよね。それに、ダンジョンの中で見たフードをか
ぶった怪しい人物も気になるし…。というわけで、このダンジョン
を造ったDMに会いに行くことにしたんだけど、またもや信じられな
い出来事がわたしたちを待ち受けていたのだ!!まさかまさかの連続!
(From amazon)
■感想
待っていたクエスト完結編です。
最大の謎は未解決のままですが、とりあえず、ひと段落ですね。
しかし、このゼンばあさんというキャラクター、種をまき過ぎだろう。
この人を預言者の立ち位置で登場させ、上手に使っている作者は見事
だと思う。
(ただ、この人の名前が出ただけで、ああまた新しい展開の種がま
かれる事が予想出来てしまうので、そこは少しもったいない。)
結局、謎の人物の行動理由は何一つ解明していないので、当分これ
でひっぱるのだと思います。
というより、この行商人のエピソードが終了した時、このフォーチュン
シリーズも終わりのような気がしますね。色々蒔いている種と謎の
人物の行動理由を上手くリンクさせて綺麗にまとめる気がします。
色々気になる部分はありますが、私が生きている間にシリーズがし
っかり完結するのかな???
■気になった点
・考えても仕方ないことは考えない
- 感想投稿日 : 2012年6月7日
- 読了日 : 2012年6月7日
- 本棚登録日 : 2012年6月7日
みんなの感想をみる