やっと念願のアラブ、イスラム世界の成り立ちを学び始めることができた。というのが実感。
何人もの日本人イスラム研究者によって分担して執筆されてる本だから、当然ながら章によって多少の出来不出来がある。でもまあ、多くはいうまい。
誠実に、丁寧に企画されて書かれた、偏見の少ない、日本人向けのイスラム通史である。という事実だけで、この本の存在意義としては充分だと思う。少なくとも、僕にとってはそうだ。
続編「パクス・イスラミカの世紀」が素直に楽しみ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
活字本
- 感想投稿日 : 2017年3月13日
- 読了日 : 2017年3月12日
- 本棚登録日 : 2017年3月8日
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