ハーバードの人生を変える授業2 (だいわ文庫)

  • 大和書房 (2016年5月12日発売)
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本棚登録 : 349
感想 : 13
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人生におけるあらゆるシーンにおいて、どちらを選ぶか、二者択一という方法から心理学を説いた本。

面白そうな本だな・・・と思い買って読みました。
まえがきを読んでいる時はワクワクしました。
そして、読み進めるうちにどんどん内容が頭に入らなくなりました。
まるで上滑り。
それはどうしてだろうと思うと、多分、この本では作者の経験した事でなく、本からの引用、他の人の体験談から内容を説いているからだと思います。

まず、最初に2つの選択肢が提示されています。
例えば、
・心配するor前に進む
・じっとしているor運動する
・知ったかぶりをするor謙虚に学ぶ

最初にこの本ではそのどちらかを既に選んでいます。
そして、それに関係する格言が紹介された後、何故、その選択肢を選んだほうがいいのかという事が書かれています。
さらに、それを裏付ける作者の体験、心理学の実験結果、他の人の経験談などが書かれています。

こういった切り口で書かれた本、というのが物珍しくて面白いと思いましたが、読んでいると結局どちらを選ぶかというのは既に決まっている訳だし、書き方がユニークというだけで普通の心理学の本として読めば、「まあ、そうでしょうね」という事を書いてある本だな・・・というのが個人的な感想です。
多分、私にとっては後で読み返そうという気分にもならない本だと感じています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 生きるヒントをくれる本
感想投稿日 : 2017年2月20日
読了日 : 2017年3月16日
本棚登録日 : 2017年2月20日

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