緋弾のアリア リローデッド キャストオフ・テーブル (MF文庫J)

著者 :
  • メディアファクトリー (2012年12月21日発売)
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本棚登録 : 285
感想 : 10
4

BD&DVD初回特典に収録された7本のショートストーリーを1作品にまとめたもの。
なので、アニメディスク購入者にとっては、新規書き下ろしのイラスト以上の価値が出せないコレクターズアイテムになりかねませんが、諸事情で購入していないファンにとっては、本編の合間に起こった出来事として楽しめる内容になっています。
ただ、BD&DVD初回特典に収録時のイラストは、全7話の表紙とカードがカラーですので、一長一短はありますか。

何故か話の流れから「脱衣ゲーム」を理子の提案でやることになったキンジとアリア。
一緒にいた白雪を巻き込み、さらにジャンヌ・風魔陽菜・平賀文が呼び出されてゲームへ参加することに。

原作では直接的な絡みが少ない平賀文のゲームへの参加は、アニメ基準+全7巻構成という点で原作3巻までの登場人物に限定されたことが原因かと思われます。
もっとも、このことが逆に、あややの原作での出番を増やしたとも言えますから、どう転ぶかは判らないものです。

ゲームと脱衣順ははそれぞれ
麻雀:アリア
ビリヤード:白雪
桃鉄(作中では『かぐや姫電鉄』):理子
ダイスロール:レキ
ルーレット:ジャンヌ
ポーカー:あやや
人生ゲーム(作中では『生涯ゲーム』):陽菜
となっています。

個人的には最後の『生涯ゲーム』がお気に入り。
理子作成のオリジナルマスの内容が、けっこう(作中にとっての)リアルっぽくて思わず笑ってしまうほど。
ただ、これによると理子も結構キンジにホンキと捉えてもいいようですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: MF文庫J
感想投稿日 : 2012年12月25日
読了日 : 2012年12月22日
本棚登録日 : 2012年12月21日

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