日本(人)をよく知ろうシリーズ、骨。骨を分析することでいろいろなことが分かるのだが、本書では貝塚等から出土したものだけでなく、なんと伊達政宗から伊達藩3代の骨や、徳川歴代将軍やその正室の骨まで分析している。これによると石器時代の日本人(?)には食人文化や敵方の死者を恐れる感情もあったらしい。政宗のものにくらべ、3代藩主の顎はかなりスマートになっていて、武士というより貴族に近いらしい。これは徳川歴代にも同じ傾向が見られる。骨、意外と面白いかも。
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- 感想投稿日 : 2019年3月30日
- 読了日 : 2019年3月30日
- 本棚登録日 : 2019年1月20日
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