世界中のどの人とも6時の隔たりを経れば繋がることができるという「6 degrees」に関する分析本。世界がどのようにつながっているかについての知識があれば、情報をうまく(意図的に)伝えることができ、大きな影響力になるだろうとおもって読了。期待していた内容とは違ったし、6次の隔たりも理解が違っていた。そもそも、もしみんなに100人の友達がいれば、友達の友達のそのまた友達と繋げて行くと、6次で90億人を超えるネットワークになるわけだし。結局、どんな人とつながっているのかが重要ということ。また、特定の事態がどんな結果を生み出すかを事前に知ることはできないが、人間は後付けの理由で英雄的行為や奇跡を、その中心にいた人物の特別な資質だと認識するものであるということ。これを出発点に考えれば良いのかもしれない。
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- 感想投稿日 : 2016年11月15日
- 読了日 : 2016年11月15日
- 本棚登録日 : 2016年2月16日
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