(2005年6月25日:記述)
私はこの4年間で、父、祖母、母をはじめ、
大切な人を5人、亡くした。
突然に逝かれたときには、当然悲しみ、虚脱感におそわれ、
しばらくは意気消沈はしても、
しかし、絶望することはなかった。
むしろ、逝った先人の人に感謝し
「これからも見守ってくれているんだから頑張ろう」と思え、
大切な人を失ったことで逆に強くなれた。
それは10年前に、この本にすでに出会っていたからだと思う。
10年前・・・私は人生のどん底にいた。
「死にたい」と思ったことがない私だったが
初めて「生きていてなんになるのだろう」と疑問に思えた。
極度の鬱状態にさえなった。
その時、この本に偶然出逢った。
でも、それは偶然ではなかったと思う。
この本を読んだ人は誰しもがきっと思う。
【世の中に起こることに偶然などない。良いことも悪いことも必然で、それは自分が決めた課題のひとつなのだ】と。
その意味はこの本を読んでいただいたら分かっていただけると思う。
でもここでお願いが。
どうか、この本は興味本位で読まないで欲しい。
この本が必要になったとき…
この本は、自然にあなたの側にあることと思う。
だから、このタイトルだけは覚えておいて。
「生きがいの創造」。
飯田史彦さん著です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年2月3日
- 読了日 : 1996年月
- 本棚登録日 : 2005年6月25日
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